マラガ、スペイン Málaga, Spain

~人生で初の日帰り海外旅行~

イギリスで今密かな人気のEDTことExtreme Day Trip。単なる日帰りではなくて海外日帰り旅行なんて、よほど旅慣れしていないと無理かなと思っていたのですが、体験談を読んでいるうちに自分でも出来そうと思い、いろいろと行先を調べてみました。やっぱり行くならまだ行っていないところに行きたいし、年休は取らずに普通の休みの日を使いたい。

そして選んだのがEDT初心者向けのマラガ。

マンチェスター空港、朝6時30分発イージージェット、マラガ行き。空港までは自分で運転して行き、パーキングアプリで見つけたターミナルから徒歩10分程の所に駐車しました。駐車場で会ったカップルとターミナルまでご一緒させていただいたのですが、なんとそのカップルも同じ便での日帰り組。結構いるんですね。

オレンジ色のアクセントの機体はLCCの代表格イージージェット。飲食物はモチロン有料。当日のメニューはアプリにあるので、食事系なら搭乗前の予約がおすすめ。

マラガ空港の入国審査が長蛇の列。イギリスからの便が集中する時間だったのか、入国審査官は入国者の顔も旅券もまともに見ずに隣の審査官とおしゃべりしながら処理していました。挙句に私の前の人には旅券を投げ返していて、女性は激怒。私もこんな感じかなと覚悟していたら、審査官は「おおっ」と言いながら眼鏡をかけて、隣の審査官と旅券をパラパラとめくりじっくりながめて、にっこりと微笑みながら一言。

「旅券が美しいですね」

まあ、確かに延々と続くイギリスのパスポートに混ざって日本のを見たら気分転換になりますよね。

さて、空港の外に出て市街地までのバスに乗りました。駅も徒歩数分の所にあり、電車のほうが早く着くのですが、最初の目的地へはバスで行く必要があったので、今回はバスにしました。デビッドカードのタッチ決済が可能です。

ヒブラルファロ城 Castillo de Gibralfaro

急坂を登らずに一気にバスでヒブラルファロ城まで来ました。バスが一時間に一本と本数が少ないので、多くの観光客はホップオン、ホップオフの観光バスを利用していました。

今回は下のアルカサバも加えたconjunta共通チケットを購入。5.5ユーロでした。全ての発券機がカードのみだったので要注意。現金だと下のアルカサバに窓口があったような。

ヒブラルファロ城は下のアルカサバを守るための城塞として14世紀に建てられたので、それ自体はやや殺伐とした印象です。

中央に見える円形の競技場は闘牛場。闘牛博物館もあります。

ここからの眺めは最高。来るだけの価値があります。

コスタデルソルってここだったのねって無知ぶりをさらけ出してます。

アルカサバ ALCAZABA DE MALAGA の入口。ヒブラルファロ城とは中では繋がっていないので、外壁に沿って降りないと入れません。下から登るのも真夏だときついかも。かなりの急坂なので滑らない底の靴をお勧めします。この看板があるところにツーリスト・インフォメーションがあるので、ここで無料の地図がもらえるのでもらっておくと便利です。

このアルカサバは、11世紀にグラナダ王国バディス王により建設されたイスラム建築の城塞

まるで空中庭園

私が気付いただけでも井戸が二か所ありました。

要塞なのに中は繊細さを感じさせる造りになっています。

小石でモザイクするのは地中海の島でもよく見ます。

アルカサバを出てすぐに見えるのがTeatro Romeoローマ時代の円形競技場の遺跡

遺跡前の広場を渡り、すぐのところにあるのがマラガで生まれたピカソの生家。小さな美術館になっています。

MUSEO CASA NATAL PICASSO

大聖堂近くのピカソ博物館より財布と時間にやさしいです。オーディオガイド付きで5ユーロでした。(2025年2月)

二階は当時の家族のサロンを再現した部屋もあります。

CATEDRAL マラガ大聖堂

この時点で、持ち時間残り30分。30分で大聖堂内を見学するのは時間的に無理というよりも、拝観料が10ユーロ。前出のヒブラルファロ城とアルカサバ、それにピカソ生家美術館を足した値段で30分しか居られないのは、あまりにもったいないので、今回はパス。旧市街の店をのぞきながら空港へのバス停のある海岸のほうへ。

CENTRE POMPIDOU MALAGA  ポンピドゥーセンター マラガ

ポンピドゥーセンターらしいカラフルなモニュメント、と思って中をのぞいてみたら、下を人が通ってました。ルーブル入口のガラスのピラミッドみたいな実用的な建築物だったんですね。実際の入り口はこの画像で左側の階下で埠頭の前にあります。入口前にはちょっとしたマーケットになっていたので散歩も楽しそうです。こちらも次回だな。それよりも、パリのポンピドゥーセンターに行かないと。

帰りの便は20時発のRyanairライアンエアー便。片道27.19ポンド。安い長距離バスでリバプールからロンドンに行く片道料金と大差ありません。

実は、今回初めて行きと帰りで違う航空会社を使いました。イージージェットでも当日の帰り便はあったのですが、出発時間が早かったので、少しでも現地滞在が長くできるようにと別々の会社に決めました。当然ながら片道ずつそれぞれの航空会社のページで購入し、チェックインもバラバラですが、これをすることでの一番のマイナス面は、往復便での予約ではないので、行きの便が大幅に遅延した場合でも帰りの便を調整できないこと。

まあ、アラ還の私でも出来るから、なんとかなります。ちょっとだけ難易度が高くなったような気がしますが、少し手間が増えるだけです。大丈夫です。

機内では何も買わない派ですが、帰りはコーヒーを買いました。空港から駐車場までも迷うことなく戻ることができ、無事に帰宅。

楽しかったです。


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