いきなりですが、今回初めてリバプール発の飛行機に乗りました。もうずっと州内に住んでいるというのに、今まで使ったことがなかったのです。その理由は,一旦置いておいて、
リバプール空港の名前を知っていますか?
ジョン・レノン空港。そう、洋楽ファンなら誰もが知っているビートルズのメンバーの名前がついているんですよ。
初めてのリバプール空港

今回、駐車場の場所をGoogleに入れてしまったので、そのままにナビしてもらったのですが、イマイチでした。ジョン・レノンの家(正確にはミミおばさんの家)の前を通ったということは、かなり迂回させられてました。
前の週まで新型の保安検査のスキャナーの導入のために、待ち時間が長かったという話を聞いていて、慌てて入ったので、チェックインの所にあるジョンレノンの銅像を見るのを忘れてました。


今回の格安航空会社はJet2。機内持ち込みサイズが最も大きい方です。6:15発ファロ行き。£44.05でした。


EITASの開始がまたもや延びましたが、ここファロ空港は準備が整っていました。個人的には今年25年度導入は無理。聞いた話だと、シェンゲン協定の国の中にはまだバイオメトリックスの旅券に切り替わっていないところがあり、まずはその国民の旅券の整備から行うために大幅に遅れているとか。足踏みが揃わないわけです。ちなみにイギリスのETAは『エタ』と呼んでください。


空港ターミナルを出てすぐ前がピックアップ。その向こうがバス乗り場。16番バスで市街地に行きました。ターミナルってあるので、建物の中に入るのかと思っていたら、手前の道路で降車。€2.80
カルモ教会と骸骨堂 Igreja da Ordem Terceira de Nossa Senhora do Monte do Carmo and Capela dos Ossos
カルモ教会は18世紀に建立されたバロックスタイルの教会。入場料€2

ブラジルから取り寄せた金箔をふんだんに使った内部は、当時の教会の富を表しています。金色の天使がたくさん舞っています。

骸骨堂。19世紀に町の墓地が満杯になったために、このカルモ教会で務めた修道士1250体の遺骨を掘り出して納めたのが、ここ。礼拝堂内と中庭にも一回り小さな骸骨堂があるのですが、外側のはさすがに風雨にさらされるので風化が著しい部分がありました。が、それもまたメメント・モリというか、諸行無常ということを私たちに訴えているのでしょうか。

次は市場Municipal Marketへ。当初の予定では、ここで地元の庶民料理を軽く食べようと思っていたのですが、お腹が空いていなかったので地下のスーパーで水と水出しのミントティーを買い、ぐるりと市場を一周してから外へ。

新鮮な魚介類を見ているだけで羨ましくなってきました…こういうところに住みたかったな。


聖アマロ教会 Chapel of Santo Amaro 中庭から入ると、礼拝堂は閉まっていて、中庭の植木を手入れしていた教会の方に、塔はこっちからどうぞと言われたので、上に登ってみることに。元々高台に建つ教会の鐘楼からの眺めはなかなか。空港がすぐ近くに見えました。でも、バスでここから40分とかかかるんだよね。


さすがにお腹が空いたので、Googleで近場のカフェを検索。口コミの評判が良く、地元の人が入るようなところに決定。手書きの今日のおすすめらしきメニューを渡されたけれど、ポルトガルが全く分からない上に手書きなので完全にお手上げ。それでも、チャレンジャーなのでそれっぽそうなものを注文してみました。ここには写っていないけれど、スープも頂きました。スープだけは解読できたので私の中では嬉しかったです。


魚の料理は、魚の味が塩漬けの鱈を調理したものだというところまでは分かったのですが、如何せんポルトガル語が分からないので、今現在も謎の料理です。ソースが何となく懐かしい、どこかで食べた味。あ、これは南蛮漬けのマリネの味だと気付いて納得。ポルトガルだから元祖南蛮漬け。そして、やっぱりポルトガルといえば、パステル・デ・ナタ。これにコーヒーを足して€8.80でした。地元住民のお昼の値段というところでしょうか。ごちそうさま。
遅いお昼を食べた後は、旧市街散策。埠頭沿いを歩いて行きました。




19世紀に建てられたアルコ・ダ・ヴィラArco da Vilaをくぐり抜けて、緩やかな坂を上ると目の前には、ファロ大聖堂 Faro Cathedralがあります。拝観料は€5

中は、金箔を贅沢に使用していて、外観とは正反対という印象です。現在、修復作業中ですが、覆われて行われていないので珍しい作業現場の様子を見ることが出来ました。









旧市街地と街の中心部はモザイクタイルの歩道になっています。が、タイルが浮いていたり剥がれて、やや足元が不安定なところもあります。


さて、節約一人旅だとバスで空港に戻るのですが、このバスが曲者。空港までの距離が短く、(確か9㎞だったかな)ここでも観光客はBoltかUberを使うのでバスの需要がないのか、バスの本数が少ない上に運行間隔が一定でないためわかりづらいからか、誰も乗らないのか…帰りのバス停までが遠くて半分くらい歩いた気までしました。帰りのバスは15番。これにもし乗れなかったら、タクシーでした。今回も使いませんでしたが、一応安心のためにBoltのアプリを入れています。
ここで、携帯のパワーが20%を切ってしまいました。朝の空港内で無料充電する場がなく、ファロ市内も無料充電する場所を見つける暇がなかったので、持参のパワーバンクも既に使い切っていました。帰りの航空券は携帯なのでかなり危ない状態。なので、ここでフライトモードに。

空港について、真っ先に充電しました。せめて搭乗までのパワーは充電しないと。ふとボードを見ると、乗る便が40分の遅れ。自分が乗る便を含めて今日はあと3便しかないので、ガラガラ。ロンドン行きの便を待つカップルがやはり日帰りだったようで、早朝から丸一日で疲れたと大声で喧嘩してました。気持ちは分かるかも。

EDT(超日帰り海外旅行)の一日は長いです。それに体力というか、精神的にもタフでないと難しいかもしれません。
空港で夕飯を食べて、22:20リバプール行きのEasyJet便で戻ってきました。€32.99 気が付いたかもしれませんが、今回は行きと帰りでは航空会社が違いました。往路にもeasyJet便があって、それも隣のゲートで同じ時間に搭乗していたのですが、こういう場合はたいてい往路又は復路の運賃設定が高めです。
ポルトガルもファロも初めてだったのですが、もう少し時間があれば海岸沿いの洞窟なども行けたかなという印象です。アルガーヴといえばビーチリゾートのイメージがあるのでファロ自体は素通りされてしまっているのかなとも思いました。近くのスペインの街の華やかさはありませんが、のんびり過ごすには良いところです。