オスロ編 ~5月17日は憲法記念日~
北欧の物価は高い!今回も格安航空会社で安いチケットを探していたのですが、なんせ出発が地方空港なので、今まで行ったことがない胸がときめくような日帰りする便がない。で、オスロとコペンハーゲンをいう組み合わせを見つけたので、これなら可能かもと、さっそく予約。実は北欧は乗り換えで空港内しか寄ったことがなく、オスロもコペンハーゲンも上陸するのは初めて。今回は、移動時間と宿泊代節約のためにオスロ〜コペンハーゲンは夜行バスで移動です。地理に詳しい人ならもう気付いたと思いますが、この間にスウェーデンがありますが今回は完全にスルーです。
自分で計画して手配をすべて一人でするので、往路と復路では国も空港も航空会社も違う今回は、今までよりもかなり難易度がかなり上がった感じがします。うーん、アラ還のおばさんが単独でするイメージではないかもしれません。
マンチェスター空港、朝5時半発。駐車場の予約を直前までしていなかったら、予想が外れていつもの所が既に満車。考えたら週末なので当たり前と言えばそうなのですが。あせって空港まで歩ける範囲の場所をアプリで検索したら、無料ドロップオフの所から徒歩5分の場所が空いていたので、そこに予約して駐車しました。ドロップオフの所から無料のシャトルバスでターミナルまで歩かなかったのは良かったかな。それにしても、朝が早い。日本では絶対に見かけないであろう、頭にカーラーを巻き付けたままの人も普通に飛行機に乗っていました。見ると一瞬ハッとしますが、イギリス北西部では街中でもよく見かける光景です。



到着したのは、オスロ・サンドフィヨルドトープ空港。入管で、「今日はなんの日か知ってる?」」と聞かれたので、「え、17日…ですか…」と答えたら、係官が「今日は憲法記念日なの。独立した日で祝日なのよ。街はみんなお祭りよ!」と興奮状態で入国スタンプを押してくれました。
トープ空港からオスロ市内へは直行の空港バス、またはサンドフィヨルド駅までシャトルバスで行き、そこから電車という方法があり、どちらで行っても片道25ユーロ、時間も1時間半ちょっとかかります。運転手さん曰く、空港バスと電車は一時間に1本で互い違いに出発するとのこと。隣の席の女性と海外旅行の体験談話をしていたので長くは感じませんでした。
そうそう、今回は現地の貨幣を全く用意せずに旅行しています。普段使っている銀行のデビッドカードが海外で現地通貨で支払いしても手数料を取らないので、そのまま使ってます。それと、バックアップのデビットカード。この辺りは、改めて記事にしようと思います。
オスロに向かう車窓から民族衣装をまとった人たちをたくさん見て、一体どんなお祭りなのか興味津々。運転手さんが、今日はパレードのためにオスロ市内は交通規制が敷かれているので市内のバスとトラムでの移動は諦めたほうが良いよと言うので愕然。もともときっちりと予定を組む方ではないとはいえ、今日一日が”winging it”。その場しのぎでなんとかなるだろうと、ポジティブに行くしかありません。


パレードが既に始まっていて、人混みを避けながら、とりあえずオスロ大聖堂へ。
オスロ大聖堂 Oslo Domkirke / Oslo Cathedral




オスロ大聖堂は、こじんまりとした印象でした。人混みのためもあり、もう少しで気づかずに通り過ぎるところだったほどです。天井画は1936年から1950年にかけて描かれたそうで、モダン。ミサではなかったのですが、コンサートをしていたのでちょっとだけお邪魔しました。
外はパレードの真っ最中。みんな正装で女性は民族衣装かドレス、男性はスーツ姿でした。リュックサックにジーンズ姿でドレスダウンした自分がものすごく浮いてます。


ノルウェーの最終学年の生徒russは卒業間際の最後の週を赤いオーバーオールを着て過ごすのだそう。そして、最後の週のクライマックスが憲法記念日のパレード。卒業パーティーが年々派手になってパーティーバスを学校がチャーターするところもあるとか、というのを帰ってきてから、偶然BBCニュースで見ました。あー、このオーバーオール姿!みた、みたいな。

そして、ノルウェーで最初に食べたのは、シナモンロール、っぽいパン。かなり甘かったです。朝が早かったのもありますが、脳が甘いものを欲しがっていた感があります。




こじんまりとした国会議事堂を左手に見ながら、ハメルンの笛吹き男についていった子供のように、音楽が聞こえる方角へ引き寄せられ…気付くと王宮まで来ていました。
王宮 The Royal Palace



王宮前の階段を上り、来た方を振り返って見たらものすごい人、人、人。こんなにも人が集まる憲法記念日は、やっぱりお祭りです。バルコニーでは、ノルウェー王室の方々が手を振っていました。



お昼…も、なんか同じようなパンを食べました。屋台で売っていたのがみんな同じようなパンだったということもありますが。メニューには『5月17日結び(ノット)』とあったので、この日に食べるものなのかな?憲法記念日の象徴で結びのパンなのか?真偽のところをご存じの方がいたら教えてください! パンはラズベリージャムでした。色がノルウェーの赤って事かな。


それにしても甘かった。イギリスの菓子パンよりも甘いかも。
パレードから離れて、ビベル湾の埠頭の方へ。オスロ市役所 City Hallはノーベル平和賞授与式の場所としても有名ですが、ここのホールは一般公開されていてムンクを含めたノルウェー人アーティストの作品で飾られているそうです。なので、入ってみたかったかも…
それと市庁舎広場脇のノーベル平和センター Nobel Peace Center。ここも祝日でお休み。


ノーベル平和センターの隣の国立美術館が閉まっていた…ショック。オスロで行きたい所の予定とかいろいろ考えていたのに、交通規制もあっていつも通りというかガイドブック通りには行けない。それに地下鉄も混雑のために入場制限していました。
ムンクの叫びが見れなかったのは、やっぱりがっかりだったれど、王室の方々を見る機会なんて滅多にないから、それはそれでいい経験だったということで。英国の王室の方を近くで見たことないですから。旅はポジティブ。
元の予定が飛んでしまったので、これという予定がないまま、ふらっと船の乗り場へ。「今日はどこも閉まっていていますよね」と期待もなく聞いたら、「コンチキ号博物館が開いていますよ」との事。コンチキ号漂流記は昔、聞いたか読んだことがある気がする…
ビグドイ行きのフェリーは往復で115NOKでした。
先に目に入ってきたのはフラム博物館でしたが、まずはコンチキ号(とラー号)の博物館 The Kon-Tiki Museumから。ヘイデルダールが南米の先住民は太平洋、ポリネシアから海を伝ってやってきたという仮説を実証するために1947年に、自らいかだ、コンチキ号を作って横断したというその航海の記録とコンチキ号の博物館。日本でもコンチキ号漂流記のタイトルで出版されているので、子供の頃に読んだ人もいるかもしれませんね。あ、航海としては成功して可能であることを証明しましたが、現在では、南米の先住民がポリネシアからという説は否定されています。








フラム号博物館 The Fram Museum フラム号は1892年に進水した木造の極地探索船。フラム号そのものを海水で凍らせて海流に乗り北極点を目指すというかなり斬新というか奇抜なアイディアのためにいろいろな工夫が施された船で、北極点にはたどり着けなかったものの、北極には大陸はなかったことなどが発見されたとか。船には豚や鶏の飼育する柵があって、食べ物は結構ちゃんとしていたんだろうなというのがうかがえました。食べ物は大切ですよね。
市役所前広場の埠頭に戻る最終フェリーの時刻が午後5時。それに合わせて戻ってきました。まだまだ時間があるのでアーケシュフース城へ。
アーケシュフース要塞(城) Akershus Fortress (castle) オスロのツーリスト・インフォメーションでもらった地図には要塞とあったのですが、ここでは城で以下統一します。祝日だったので、当然閉まっていていましたが、城壁の内側をぐるりと一周。どの部分がアナ雪の城のモデルなのかと言われても北欧のお城らしい所、としか分かりません。石積みの柄というかパターンだと書いている人がいましたが、ディズニーには詳しくないので、かなり微妙です。ドイツのノイシュヴァインスタイン城に行った時も、どこがTDLのシンデレラ城なのよ、と思ったくらいなので、全体に疎いとも言えます。
ここに現在でも軍の屯所があり、機能している要塞である理由が、首都に最も近い城なので、ここが陥落されるということは国が占領下に陥るという意味があるので、厳重に守られているのだそう。









最も美しい角度で城の全景を臨むのであれば、おそらく海からの見るのが一番ではないかと思いました。
この後、オペラ座とムンク美術館の方へ。どちらもやはりお休みで閉館だったので、しばらく桟橋に座ってのんびりする事に。


オスロ中央駅に戻り、隣接するバスターミナルへ。朝、空港バスをここで降車しているので気分が楽です。バスターミナル内のコンビニで夕飯のサンドイッチとちょっとしたお菓子に飲み物を購入。待合所でしっかり充電も済ませ、乗車。


と、今回も1日のみオスロだけになってしまいました。次回は翌日のコペンハーゲンに続きます。次回もお付き合いくださいね。