〜ルッカ編〜
さて、ピサの斜塔に上るという目標を達成したので、ピサから電車で30分ほどのところにあるルッカに移動する事にしました。バスも斜塔のある広場の横から出ているのですが、ちょっとだけ時短の電車です。
プラットフォームに設置されたタップオン/オフの機械は、私が持っていたカードではできず、発券機で切符を購入。この場合だと電車の時間を指定して買うので刻印の必要はありません。が、発券機までが遠いんですけど。


ルッカへは30分ほどで到着。
駅の前すぐに城壁があるのが見えたのですが、どこから内側に入るのか? 駅前の貸自転車屋で地図€1を買い、散策することに。


ルッカ大聖堂 St. Martin’s Cathedral Lucca
この後に入った博物館込みでの入場料が€10。この時はちょっと高い感じがしたのですが、この言葉、あとで撤回しました。



内部はピサほどきらびやかではありませんが、歴史を感じます。自転車でやってきた巡礼者の一行が巡礼の印のスタンプを授かっていたので、御朱印を求めて神社仏閣を訪ねるのと同じだなあと思いました。私もスタンプ帳が欲しかったかも。




もちろん鐘楼にも上りました。ピザでも洗礼堂に斜塔も上ったので、今日は3か所目。いい運動です。塔から外を見ると、これまた緑の木が生えている塔を見つけたので、そちらにも後で行こうと思います。
大聖堂の博物館へ入るとすぐに巨大な金製の飾り物が目に入ります。これが上の画像にある木製の十字架にかけられたキリスト像の飾り物で、5月3日と9月14日の年に二回のサンタ・クロスSanta Croceの祭りの際に宝石を散りばめられた金の飾りものをまとうそうです。王冠をはじめ、全て人間の倍はゆうにある大きさで、それらが何げなく展示されているのにも驚きです。ここ、ルッカの大聖堂から教皇アレクサンダー二世が出ているので、当時から相当の権力があったのであろうことも容易に想像がつきます。



ルッカ大聖堂を後にして次はグイニージの塔へ。上に樫の木が植えられている中世としては珍しい塔。ここが一番登りづらいというか、最後の折り返し部分が狭くて背負っていたバッグが引っ掛かりました。




アンフィテアトロ広場 Anfiteatro Romanoはローマ時代の円形闘技場の跡地にそのまま囲むように建物が建っている広場。
古代ローマに起源を持つ街では、遺構を再利用して住居にするのは珍しくはないそうで、ここの元の建物も資材として近くの聖堂に再利用されているそうです。
この広場には旅行者向けのレストランが並んでいます。良くも悪くもいかにも観光地ではありますが時間も遅くなってきたのでここで軽く夕飯を。もちろん、ティラミスは外せないし、ワインも外せない。いや、全然飲むほうではないのですが、日帰りだと後で運転するので。
折角の旅先なのでトスカーナ地方の名物で軽く食べられる物を、と聞いて勧められたのがこれ、Lardo di Colooata。豚の背脂を乾燥してマリネしたハムで、イタリア語は全く分からないけれど、ラードという単語が引っかかる…調べたら、かなりしつこそうというかエグイ印象。
何と言っても脂なので見た目が白い。味は意外にもしつこくないというか、口の中に入れた瞬間にとろんと溶けて美味しかったです。食感がハラミとか大トロとかの脂がのった味に似ています。お店の人が「甘い肉だよ」と言っていたけれど、考えたら、まあ、そうだよね、と。でも、正体はあまり検索とかで調べないほうが美味しく頂けると思います。それと、トスカーナのワインとの相性も抜群です。自分が白の方が好きだってこともありますが。ティラミスはどこで食べても外れがないです。




後で広場の裏側の道を歩いたのですが、裏側というか通りに面した方が本来のレストランの入り口というところが多かったです。
ピサへは、バスで戻るか電車にするか。決めかねず、まだ日が出ているのでとりあえずまだ歩いていない方向へ。







そうなんですよ。プッチーニの家があるはず、とSan Michele in Foroの周辺をうろうろしてみたものの、建物がこれかあ、くらいにしか気づかなかったです。
ルッカに到着したときは、城壁を歩いて乗り越えて内側にはいったので、車が通れる城壁の門を通ったのは帰りのみ。帰りも電車でピサまで帰りましたが…到着のプラットフォームをコロコロ変えるのだけはホント止めて欲しい…




さすがコーヒーの国。ラバッツァの自販機の中にエスプレッソマシンが入っているのが見えるのですが、なんと豆だけではなく淹れる時の圧力計まで見える!それに圧倒的なコーヒーメニューの多さにコーヒー好きとしてはポチッとボタンを押して買って見たかったのですが、電車が来てしまった…うーん、残念。次回だな。って何時になることか。
この夜はピサの中央駅と空港の間に位置するホステルにしました。もっとドォオモ広場に近いホテルを予約したのですが、出発数日前に一方的にドタキャンされたので、もう泊まるのみのホステル。
キャンセルされたホテルはエクスペディアで予約したのですが、ポイントが貯まっていたのでかなりの割引価格だったのです。キャンセルになった後でbooking.comや他のところで調べたら、もっと高い値段でまだ部屋が出ていたので、きっと出来れば定価で売りたかったんじゃないかと。それとも外国人設定なのか。ブレキジットですから。まあ、そういうのもありかもしれません。
泊まったホステルは、結構評価が良かったのですが、はっきり言って外れ。唯一良かったのが、空港まで歩いて行ける事くらいかと。あ、もう一つ。軽食が24時間食べられる事。朝早かったけれど、しっかりピスタチオクリームが入ったクロワッサンとコーヒーを頂きました。でも、肝心の宿泊施設が…やっぱり星の数は2つというところかな。




行きはPisa roverを使ったけれど、空港まで全然歩ける距離でした。ピサの街も空港もコンパクトなので今回のようにピサの他に近郊の街も一緒に廻るのがオススメ。
1日に数カ所塔を上ったので、帰ってから一週間位、脚が筋肉痛でパンパンでした。もっと運動しないと。