リトアニアの十字架の丘 Hill of Crosses, Šiauliai District, Lithuania

リトアニアの十字架の丘

Hill of Crosses, Šiauliai District, Lithuania

知る人ぞ知るリトアニアの十字架の丘

十字架の丘は『リトアニアの十字架の手工芸とその象徴』のひとつとして無形文化遺産に登録されています。

この地にいつから十字架が建てられたかという記録は残っていないのですが、1831年のロシア蜂起には既にあったと言います。しかし、人工的に盛土された丘に十字架が立てられているので意図的に造られた場所であるのは確かです。記録によれば、過去最低3回はロシア軍がこの丘をブルドーザーで破壊しています。

その度に再び誰ともなく人々が十字架を建て、その数も増えていったと言います。

1993年に教皇ヨハネ・パウロ二世がこの丘を訪れた事で聖地として正式に認められ、その後に修道院が建立された事で、さすがにロシア軍がこの地を破壊しにやって来る事はもうないだろう、と思うのですが。

リトアニア人の何事にも屈しない、独立の象徴でもあります。

ところで、この十字架の丘には人は埋葬されていません。意外に思われるかもしれませんが、この場所の空気は神社の境内そのものでした。正確には絵馬を納めるところかな。十字架一つ一つに平和や安泰を願うメッセージが書かれているのを見ると不思議と納得します。ネットで見るイメージとはかなりかけ離れていますので、是非自分の目で見て感じてください。

十字架の丘への行き方ですが、今回はちょっと楽をしてエストニアのリガから日帰りツアーに参加しました。自力で行くならシャウレイまで電車または遠距離バスで行き、そこから路線バスで行けますが、時間がある人向けかなと思います。


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