プロが計画した団体超弾丸旅行~スイスのリギ山周遊 Group EDT trip to Mt. Rigi, Switzerland


自分が入っている日帰り弾丸旅行のグループ。スイスの山を登山電車で行くというので参加してみました。とはいえ、グループメンバーが34万人というとてつもないマンモスグループなので参加者はいつも抽選。もちろん全て自腹での参加です。

何と言っても自分が計画するのと自分が個人旅行するのではどう違うのかが知りたかったのが一番の参加理由です。計画したのはグループの管理人の一人でLCC勤務。本当に海外旅行が好きでないとできません。

計画は、私にしたら結構大胆なものでした。その理由としては
・行きと帰りの空港が同じ国内ではあるけれど場所が違う。(後でチェックしたら、正確にはバーゼル空港はスランス領内でスイスと共同運営)
・登山列車が1時間に一本しかないので遅れも乗り損ないも許されない。
・全ての行程が一方通行。少しの遅れで全てがズレる危険性がある。
・電車、登山列車、電車、遊覧船、電車、バスという乗り物好きに嬉しいけれど1日で移動するには難易度が高い。元の予定ではケーブルカーで下山だったけれど運行休止中のために登山列車を利用。

それでも早いうちからPDFで日程表を送って来た。それもバックアッププラン付きで。
実際に移動すると思っていたよりも時間にゆとりがあったので意外というかびっくりでした。

スタートはいつもの通りマンチェスター。イージージェットで、一路チューリッヒへ。

チューリッヒから電車でツーク湖畔のアルト・ゴルダウ駅へ。そこから登山鉄道に乗り換え。登山鉄道発車の時間まで1時間近くあったので、駅舎に直結したコープでホットドッグとコーヒー購入。やっぱり温かい物が食べたかったし、自分でホットドッグを作るのは珍しい。チューリッヒ空港ではドイツ語が飛び交っていただけに、ここでのホットドッグもドイツ風。

登山鉄道では後部車両が即席団体専用になり、手書きの紙にEDTと書いた物が貼ってあったのを見た時に、ああ、一応団体なんだよねと思いました。あまりにもバラバラの個人行動なので忘れていました。

とは言うものの、実際は移動する時に一緒という程度で、どこでだれと何をしようとバラバラ。遅延がないか、世話人役の人がチェックをしながら、「x時に◎電車に乗ります」という確認をメンバーにwhatsappで通知する程度。

山頂駅リジ・クラムに到着した時は、吹雪いていて周囲が真っ白。久しぶりに膝まで埋まる雪に感動し、ここで団体で唯一の記念撮影。その後、昼食をと思ったのだけれどホテルが急坂の上にあり、足元も滑るので上まで登るか一瞬迷いました。結局、山頂のレストランに入ったら半分以上のメンバーがバラバラに食事をしていました。そういうものです。ここでは、パンプキンスープを頂いて山頂駅まで降りました。歩くより、スキーの方が絶対にいいんじゃないかとも思った程の雪でハイキングブーツを履いて来て良かったと思いました。

リジ・クラム駅からは、上って来たときとは反対側、山を越える形でルツェルン湖畔の街フィッツナウまで降りました。このフィッツナウ=リギ線はヨーロッパ初の登山鉄道で、開通した1871年の山頂駅開通式には、たまたま、スイスを訪問していた岩倉使節団が開通式に参加しました。この車両は現在も大切て保管されており、7月ー9月間に特別に走るそうです。牧草地(であろう)と温泉のあるリギ・カルトバードを横目に、頭の中ではWham!のラストクリスマスが延々とリピートしていました。

ここフィッツナウでも、船が出るまでの待ち時間が1時間とちょっとありました。私は山頂のレストランで昼食を食べたばかりだったので、湖畔の街を散策することにしました。駅に戻ったらまたもやコーヒータイム。駅の売店では中国からの観光客でごった返していました。リジ登山鉄道のパンフレットもスイス国内と周辺の伊、仏、独と英語の他に韓国語と中国語のみありました。

集合時間になると、どこからともなく、集合場所の桟橋にみんな集まって来ました。こういうところというか、イギリス人は結構時間に余裕を持って集まります。他の人は近くのイタリアンレストランに入ったものの、食べ終わらないうちに集合時間になったとかで、巨大なピザのテイクアウトの箱を持って現れました。まさかこんなに大きなピザが来るとは思わなかったと言いながらみんなにお裾分けしていました。

ルツェルン行きの船に無事乗船。中にもクリスマスツリーが飾られていました。

ルツェルンに着いたら、再び約1時間程の自由時間がありました。桟橋の横に野外スケート場付きのクリスマスマーケットがあったので行ってみました。リジ山頂では吹雪いていましたが、ルツェルンは雨。流石にまだ11月下旬で雨の中をスケートする人はいませんでした。いや、もちろんスケートしてもいいのですが。そういえばリギもまだスキー場のリフトが動いていなかったので、シーズンにはちょっと早いのかもしれません。

私は、クリスマスマーケット恒例のムールドワインを飲んだ後、ルツェルンの街をすこしだけ探索。

今回、全くルツェルンの予備知識が無く、とりあえずライトアップされた橋に惹かれて渡ると、旧市街の標識が目に入ったのでそちらへ。え、何ですか、この美しい旧市街地。

カレル橋のたもとまで来て時間切れ。クリスマスマーケットを早々と切り上げてこの辺りをもうちょっと歩いて見たかったな。ちゃんと予習をして次回の楽しみにする事にします。

さてルツェルン駅に集合と言うよりも、「最後尾は一等なので6号車に行きます!」と発車数分前に飛び交うメッセージ。直接列車内に集合という結構際どい団体ツアー。それでも無事全員が乗車しバーゼルへ。

バーゼルの街を散策する時間はなく、到着後は路線バスに乗り継いで空港へ。このバス代のみ当日直接購入したのですが、(これも実際はセーバーチケットで乗れたのに、思わずカードをタップしてしまった)その他の電車、登山鉄道とルツェルン湖を渡る連絡船全て、スイス国鉄の1日券で移動しました。

スイス国鉄のこのsaver day ticketセーバーデイチケットは使用日の6ヶ月前より購入でき、早く取るほど安く買えるので、スイス旅行に関しては早めの計画が大切だと思いました。

バーゼル空港内、出国管理官はフランス語。おお、フランスの隣だからかなと単純に思ったのですが、後で調べたら、最初にも書いた通り、バーゼル空港はフランス内にあるのですが、ミュールーズ空港(MLH)、バーゼル(BSL)と国際線がユーロエアポート(EAP)と一つの空港で3つの空港コードを持つ3カ国にまたがる空港なのだとか。

ところで、スイス国内のESSが旅行日の数日前から始まるとニュースになっていましたが、2025年11月末の時点では、まだ開始されていませんでした。


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