インカ帝国の遺跡を訪ねて当時の文化や生活を知るのに欠かせないのが、クスコからウルバンバ川周辺に点在する遺跡を廻る聖なる谷巡りのツアー。各社が競争していろいろとありますが、寄る順番が多少異なるくらいでどこもほぼ同じ。その中でも今回はクスコ発、オリャンタイタンボで解散のツアーに参加しました。
チンチェーロ
聖なる谷、クスコとウルバンバの中間に位置するのがチンチェーロ。この街は毛織物で有名で街道に沿って小さな作業所やアルパカ製品を売る店が続いています。その中の一つで織物を作る工程を見学しました。染料や紡ぐ様子など興味深かったです。




確実に本物で質の良いアルパカ製品を買うならこの街がお勧め。
次に寄ったのがインカ帝国の面影を残すチンチェーロ遺跡。
まずは遺跡入り口で入場券を購入。聖なる谷巡りだけ、4か所入場できる部分チケットもありますが、後日他の遺跡にも行く予定なので12か所に入れるフルチケットを購入しました。130s/
ここチンチェーロ遺跡は、元はインカ帝国の10代皇帝トゥパック・インカ・ユパンキの城でした。スペイン占領下に土台のみを残してその上にコロニアルの建物を建築。
入り口の天井に近い部分に皇帝軍が戦っているフラスコがが残っています。




アンデナスと呼ばれる段々畑も健在。
遠くには現在建築中の新空港が見えました。5年後の2030年開港予定だそうで、これからももっとマチュピチュや聖なる谷への観光客が増えるのかなと思いました。
それにしても、クスコへは前夜到着。高山病対策で翌日に低地に移動する聖なる谷ツアー参加したのですがここチンチェーロは、クスコより標高が高く、案の定高山病になりました。ダイアモックスも効かず吐き気とめまいと、何と言っても坂を上るのがとにかくきつい。なのでイマイチ楽しめたか覚えていません。
モライ遺跡




実際にどう使われていたのかという決定的なものは無いものの、現在ではインカ帝国時代の農業試験場だった説が有力です。
簡単に説明すると、このすり鉢状の畑は帝国内都市の気候を模倣したもので、それぞれの気候に合わせた農作物ーこの場合は主にジャガイモとトウモロコシーの改良を行っていたのではないかという事です。
モライは標高3500mに位置し、すり鉢状のテラス底までの深さが30m。各段と方位によって日照時間も異なるのでテラス内に15℃程の温度差が生まれるそう。
もう一つの小さい方のすり鉢状のところはコカと他の植物や花を栽培していたそうです。
インカ帝国は文字を持たなかったので、詳しいところは謎のままです。
実は、私が好きなポッドキャスト(the fall of civilization)でかなり予習していて良かった…
高山病ここでもまだマックスだったので説明にどうも集中出来ず、残念。
聖なる谷巡りツアーはまだ続きます。
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