〜1日目のおさらい〜
Trip.comのポイントで入手したeSim が全く使えず、移動中はネット環境なしの覚悟で回った一日目。前日のお昼に到着して、直行したバシャコーヒーと夕方から友人と合流してのディナーショー。
あ、でも宿はひとりでのんびりさせてもらいました。
王道のマラケシュの観光地はどうなのよ?⇒マラケシュ1
マジョレル庭園 The Majorelle Garden
まず、マジョレルって誰?って思いますよね。
現在年間70万人以上が訪れるマジョレル庭園は、今から約100年前にフランス人画家のジャック・マジョレルがこの場所に土地を購入したところから始まりました。
1923年から40年をかけて整えた庭園で、1930年代にはキュビズムのアトリエ兼住居が建てられ、ジャック・マジョレル夫妻が住んでいたそうです。
大通りでタクシーを降りて、マジョレル庭園に続く歩道を歩いていきます。朝早めだと店もレストランもまだ開いていないので静かです。

LCCの座席下もOKのサイズのバッグだったのですが、大きすぎると言われ、入口脇の荷物置き場の部屋に置きました。庭園でこのサイズがだめとは思わなかったので意外です。
中に入ってすぐのところにあった地図を見ていたら、早く奥へ行くようにとしつこく促されたので、とりあえず地図の写真をとってそれを後で見ることにしました。
時間制で入場しているのは分かってはいますが、地図位ちゃんと見る時間はあった方がいいと思うし、第一、庭園とか公園は急かされて見て回るところではないですよね。そう意味で、入ってからの第一印象はかなり悪いです。




順路の関係もあって実際よりも奥行きが広く感じます。中に竹林もありますが、彼はオリエンタリズムの画家だったので、ごく自然なチョイスです。
藤棚(藤ではなかったですが)があったり、門をくぐることで異なったエリアにはいったり。植物の配置も良く計算されていました。




一個人の庭園だったものの、維持費がかかりすぎて財政難に陥ったためにマジョレルは1947に一般に開放し、入場料を維持費に充てていました。しかし、1950年代にマジョレルが離婚した際に財産を売却、マジョレル庭園も放置された状態にあったと言います。

1980年代に荒廃した庭園とヴィラ(アトリエ兼邸宅)を救ったのが、ファッションデザイナーの巨匠イヴサンローランとパートナーだったピエール・ベルジェ。80年に、2人して「恋に落ちた」というモロッコ・マラケシュのマジョレル庭園を購入・保護、現在に至ります。
そして、イヴサンローランの遺灰はここ、マジョレル庭園に撒かれたということです。これ、結構驚く人がいるのではないかと思いますが、ここイギリスでも庭、特にバラの根本に撒くのはよくされることです。


マジョレル庭園と言えば、目にも鮮やかなマジョレル・ブルー。マラケシュ周辺で見られるコバルトブルーにヒントを得たこの色はマジョレルが亡くなる前に『マジョレルブルー』として登録されているとか。
彼の邸宅だったところは、現在はベルベル博物館Berber Museumとなっているのですが、ベルベル族の中の異なる族毎に衣装や装飾品などが展示されていて、個人的にはここが最も興味深く廻ることが出来ました。お勧めです。
ベルベル博物館を出ると売店がありましたが、なにせイヴサンローランですから、お土産とは言え手が届きません。
でも、カフェには寄りました。リャドでも軽めの朝ごはんは食べたのですが、ここでは二度目の朝ごはん。メニューは朝ごはんのメニューからパンケーキを注文したのですが、なんか想像していたものとは全く違う盛り付けで出てきました。
ここまで来ると、ほぼ出口。一度通りに出てから入口にいる警備員に荷物を取りに行ってもらいました。ちょっと面倒な方式です。






このあとは、ハマムを予約していたので、イヴサンローラン博物館の方へは行きませんでした、が入口で写真だけ撮りました。でも、服飾に興味があれば楽しいと思います。
ハマムでは、念入りに垢すりとその後にオイルマッサージを受けたのですが、良かったです。イタタ…という箇所はあったものの、これって慣れている人には何とも思わない力の入れ具合なのではないかと思います。
ハマムの後は、メディナへ戻り、バスの時間までウィンドウショッピング。手荷物のみの旅なので、荷物はこれ以上増やさないようにしないと。






早めに夕飯をたべてバス乗り場へ行ったのですが、ずっと待っているのになかなかバスが来ない。eSimはマジョレル庭園で再び切れて使えなくなっていたので、バスの時間の確認の仕様がない。でも、30分に一本という事は覚えていたので辛抱強く待つこと30分、(前のが出たばかりだったのか)バス停に止まらずに道路に一時停止したバスからキャリーケースを持っている人が2,3人いたので、これは!と思って道路に飛び出したものの、バスが出てしまった…ちょっとだけ追いかけてみるも止まってくれるはずはなく。
時間的にはもうタクシーしか選択の余地がなく、でもどの運転手も法外な金額を言ってくる。困ったことに帰りのバスのチケットは既に持っていたので、ディルハムを使い切ってしまおうなんて思っていたので、手持ちの現金だと全然足りない。
そんなこんなで数人の運転手と交渉していたら、道路の向かい側から走ってきた運転手が安く金額を提示してくれたので、商談成立。ところが、それでも小銭を集めても足りないことにタクシーの中で気づいたので、ユーロで足りない部分を払っても良いかと聞いたら、快く承諾してくれただけでなくて、ちゃんとお釣りもくれそうだったので、お釣りはいらないと言って出発ロビーへ。
ここまで来たらもう安心…と思ったら、帰りの搭乗券にビザチェック済のスタンプが必要と言われ、カウンターへ。去年来た時には、そんなことは言われなかったのですが、まあ、今年に入ってイギリスへの入国が厳重になったのでその影響だと思います。
イギリス在住の方はご存じの通り、eVisaに情報が入っているので、個人情報を閲覧できるシェア・コードなるものがあって、それを見せるだけで普通ならオッケーなのです。
ところが、カウンターのスタッフはこの場ではインターネットにつないで確認できないから、自分のスマホでeVisaのページをLIVEで見せろと。で、私のeSimはご臨終なので、「なによ、つながらないの?」みたいな嫌味を言われながらも空港のフリーwifiに繋げて、IRL(永住許可)見せ、無事に搭乗券を発券してもらいました。
あれ、私が空港のwifiつながるんだから、カウンターでシェアコードは調べられないっていうのはあり得ないですよね。おろらく向こうが面倒くさいから嘘ついていた事ことは容易に想像できましたが、出国して飛行機に搭乗するまでは、おとなしく我慢しました。
というわけで、友人とは空港で再び合流。一緒にお茶をして帰ってきました。
前回と比べて、かなり出国の手続きが煩雑になってしまっていたので、かなり残念。マラケシュは一通り観た感があるので、次回はいつのことになることでしょうか。