【ウズベキスタン】文化交差路サマルカンド

ティムール朝の首都として栄えたシルクロードの交差点サマルカンド。

世界でも最も古い街の一つだそうで、紀元前7世紀には既にあったそう。

ウズベキスタン鉄道のシャルク号 Sharqで前夜はサマルカンド駅に深夜近くに到着。

そして早速のトラブル。

配車アプリのヤンデックス・ゴーYandex goが出発前に設定完了できなかったので、念のためにViatorで駅からホテルまでの送迎サービスを予約していたのに、駅には迎えが来ていなかった。到着時刻とシャルク号の列車番号も伝えて置いたので時間を間違えたとは思えない。予約完了のメールにあった電話番号をかけてみたが通じない。駅の警備員が親切に彼の電話で試してみたが、やっぱり通じず。

ずっと待っているわけにもいかないので、タクシーの運転手と交渉して5ドルで深夜ホテルまで連れて行ってもらった。そう、イギリス在住者からしたらバス代並みの格安値段の5ドル。

事前予約した送迎サービスはその3倍の値段だったので、どれだけぼったくっているのか。これから、もうちょっと価格比較のチェックをしないと。

そんな経緯でたどり着いたサマルカンドの第一印象は寒いし天気悪いしホテルのWifiが繋がらないしで、正直がっかり。

とりあえずシャワーの後、そのままベッドへ。

夜到着が遅かった分、朝はゆっくり。チェックアウト後は、ホテルの人に「のんびり散歩しながら、ツアーの集合場所に行くといいよ」と言われたので、そのルートをたどることにしました。

ホテルを出て間もなく、昨日(というか今朝)来る筈だった送迎サービスの運転手から、メッセージが送れなくてゴメンネ云々という言い訳と共に、今日の観光のサービスしますよ、というメッセージが来た。

いや、氷点下の夜中に待っていたのに勝手にNo showしておいて、よくもこんな図々しいメッセージが送れるのか。無視したらしつこく二日間、駅まで送るとか観光するとかうるさい。そのまま無視して、後で返金させました。当然です。

気を取り直して最初に着いたのがアフラシャブの丘に建つ

シャヒ・ズィンダ廟群

この頃には雪がかなり降ってきました。

建物に卍がついているので、あれ?仏教でもないのに何故?と思い、後のガイドツアーの時に聞いたら、この印は尽きることのない永遠のエネルギーを表すのだそうです。小宇宙のようでもありますね。

ハズラト・ヒズル・モスク

シャヒ・ズィンダ廟群からビビハニム・モスクまでの間は整備された遊歩道になっていて、その中間にあります。シャヒ・ズィンダの上からの眺めも良いですが、ここのテラスからの眺めも旧市街地を一望できるのでお勧めです。

シヨブ・バザール

シヨブ・バザールは一説には2000年前のシルクロードの時代から続いているとも言われるサマルカンド最大のバザール。お土産も売っていましたが、どちらかといえば生活に密着した市場でした。

ビヒハニム・モスク

シヨブ・バザールの隣にあるのがビヒハニム・モスク

1404年に完成した当時のイスラム世界最大のモスク。中庭の中央に置かれているのが世界最大の石のラウヒ(コーランを置く書見台)があります。このラウヒはモスクが改修中のために一時的に中庭に置かれているそうで、ゆくゆくは内部に収められるそうです。願いごとを唱えながらこのラウヒの周りを歩いて3周すると、その願いが叶うという言い伝えもあるとか。

この波打ったドームと内装に金を施すのがサマルカンド様式なのだそうです。

ここで昼食タイム。この後で午後からのツアーに参加するので今のうちに少し食べておかないと。で、軽く食べるつもりがかなりずっしりしたものになってしまいました。上の餃子のようなものがウズベキスタンの蒸し餃子ことマンティ。中国語で饅子とあったので、まあ、そういうものかなと想像した通りの物でした。個人的にはサワークリームを絡めて食べるよりもここはポン酢が欲しかった。そして下はボルシチ。寒い日は寒い国の食べ物が良いんじゃないかと。さすがシルクロード、食も東洋と西洋が交差しています。

お腹も満たされたので、ツアー集合場所へ。ツアーと言っても4人だけの少人数でした。

グーリ・アミール霊廟

午後3時開始のツアーはここグーリ・アミール霊廟からスタート。ここでも典型的なサマルカンド様式の波打つドームと金の装飾を施された内部が見られます。この建物が後のタージマハルのモデルとなったそうで、美しいわけです。

レギスタン広場

ウルグベク・マドラサ、シェル・ドル・マドラサ、ティリャー・コリー・マドラサの3つのマドラサが広場を囲むように並んでいます。それぞれのドームが違いますよね。

ここの入場料は一か所毎ではなく、広場に入場する時に支払うので一度だけでした。ここが唯一デビットカードが使えたようです。他の所でもカードが使えるとガイドブックにはあるのですが、2026年春時点でも、実際には多くの場所でカードが使えませんでした。

それぞれの中庭はこんな感じ。イスラム神学校なのですが、寄宿舎一体型なのがマドラサです。

お天気が良ければ、サマルカンド・ブルーが空の青とマッチして映えただろうなあ。予報では、明日は晴天。タイミングを逃してしまいました…残念

ビヒハニム・モスクに再び入り、それからシャヒ・ズィンダ廟群まで戻ってきました。

丁度夕暮れ時でシャヒ・ズィンダの霊廟はライトアップされてとても美しかったです。

ここを大声でピースをしながらとかSNSに映えるような大胆なポーズで写真を撮る人たちがいたのですが、なんだかなあ。普通、どの国でもどの宗教でも人の墓でそれはしないよね、と思うのですが。

さて、ツアーはここで解散。夜7時を回っていました。今回のツアーガイドは地元の大学でツーリズムを学ぶ学生さん。歴史も英語も良くできる人で午前中は講義があるから午後からのツアーガイドなのだとか。本当に熱心で応援したくなりました。

昼食が結構重く、夜になってもお腹が空かないので、前日と同じパターンではありますが、また菓子パンを買って列車移動です。ホテルに預けていた荷物を受け取り、タクシーで駅へ。Yandex goで呼んだタクシー代が昨夜、駅にいた白タクシーよりも高かったという謎。深夜を過ぎてたのに、あの時の5ドルでいいと言ってくれた運転手さんは親切だったし…確かに交渉するのは面倒だけれど、駅や空港にたむろしているから高いと言う訳でもないのが分かりました。

次の目的地はブハラ。ブハラまでの列車は特急アフラシャブ号 (Afrosiyob) 見た目が新幹線ですが、スペイン製だとか。昨日のシャルク号ははしごのような階段をよじ登らなければならなかったのですが、こちらなら車いすでも問題なく乗り降りできます。それにしてもウズベキスタンの駅のプラットフォームは地面に近い、低い位置にあると思いました。

乗り心地も全く問題なし。でも、なんかあまりに普通の特急列車なので面白味には欠けていました。個人的にはシャルク号の方が海外の鉄道に乗車する醍醐味が味わえると思います。


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